ご覧頂きまして有難うございます。マッサージチェアアドバイザーの神坂です。

今回はお悩みの方も多いと思われる「マッサージチェアの布部分の清掃方法」をお教えしていきたいと思います。

用意頂くものは

トップの写真にある「掃除機」と「コロコロ」（カーペットローラー）、出来れば「スチームクリーナー」（無ければお湯でも可）と「綺麗な雑巾（ダスター）」です。

掃除機に関しては、写真の様に先端を筒状に出来る物が望ましいです。隅っこのホコリに吸引に役立ちます。無いという方はコロコロで賄う事も可能です。

では、早速順を追って説明していきましょう！

まずはホコリの除去

さて、色々と手を加えて綺麗にしていく最初の段階として、目立つホコリを除去していきます。

写真の様な状態の掃除機の先端を使ってホコリの溜まりやすい箇所を念入りに清掃していきます。

ある程度のホコリが取れたら、次に取りきれないホコリをダスターで除去してしまいましょう！ダスター等の変わりにウェットシート的な物で代用するのも良いですね♪

ダスター等で取りきれないホコリの除去に役立つのがコロコロ、いわゆるカーペットローラーなどと呼ばれる粘着シートです。

しかし、このままの形状ですと清掃できる範囲がかなり限られてきますので、下の写真の様に千切って使用していきます。

この状態にしたコロコロテープで、掃除機が残したホコリを丹念に除去します。

これで第一段階終了です。ホコリが目立つマッサージチェアの場合ならば、この時点でも見た目にある程度の変化が感じられる事と思います。

シミ汚れの除去

次に、厄介なシミ汚れを除去していきます。

長年利用してきたマッサージチェアですと食べこぼしなどのシミ汚れが出来てしまう事が多々あります。

そんな目立つシミ汚れに一番効果的なのが「スチームクリーナー」です。安いものだと４，０００円前後で入手出来る品物です。

もちろんマッサージチェアの清掃以外にも色々使えますので、結構お勧めです♪

このスチームクリーナーのスチームを、シミ汚れのある部分に直接吹きかけます。
※この場合、布の内部は「エアバッグ」なので問題ありませんが、内部が「機械ユニット」などの場合は行わないで下さい。故障の原因になります。

すると、ある程度のシミであれば薄くなってきます。洗剤などを使うと別のシミになる可能性もあるので、単純にスチームだけで丹念に染み落としを行うほうが良いかと思います。

そして、間髪入れずに綺麗な雑巾でゴシゴシと拭き取ります！

すると・・・！

ご覧の様にシミ汚れがかなり落とせました！

この方法で実は合皮部分の黒ずみなんかも比較的綺麗にできちゃいます！

合皮部分に関しては、スチームクリーナー＆綺麗な雑巾でも構いませんし、雑巾で拭き上げる前に「激落ちくん」の様な研磨スポンジでかる～く擦ってから拭き上げるとより綺麗になります。
※あまり研磨スポンジで強く擦ると傷になるので、あくまでなぞる様に優しく擦ってくださいね！

その工程を済ませると、下の写真の様に綺麗な合皮になってくれます。

皮脂汚れなどの「黄ばみ」「布部分の黒ずみ」を落とすには正直無理があり物足りない方法なのですが、それでもやってみると現状よりは綺麗になるのではないでしょうか？

年数が経過して座るのもはばかられる状態のマッサージチェアでも、丹念に清掃してあげる事でまた一定の輝きを取り戻せるので、是非実践してみて下さいね！

勿論、これからマッサージチェアをご売却されるユーザーの皆様もこうした清掃を行う事で査定アップが勝ち取れる可能性が高まります！

当社の過去のブログで「合皮部分の詳しい清掃方法＆汚れの防止方法」や「色あせた布部分の染め方」、「マッサージチェアの艶出しのやり方」、更には「マッサージソファの布カバーのお手入れ方法」などマッサージチェアのクリーニング方法を色々とご紹介しておりますので、是非ご覧になってみてください。

一つのインテリアとして、綺麗なマッサージチェアでいて欲しい！と思われるなら、必読ですよ！時間にすると一人で１～２時間は掛かってしまう工程ですが、その分気持ちよくマッサージチェアを利用出来る様になると思います。

清掃で疲れた身体を綺麗になったマッサージチェアに癒してもらいましょう♪