本日はマッサージチェアの買取の報告ではなく、マッサージチェアの傷などの補修の一例を取り上げてみたいと思います!
今回の補修は合皮のマッサージチェアが剥がれてしまった、もしくは小傷がついてしまった場合
の補修作業をご紹介しますね。
まず、トップの写真を御覧下さい。
かなり派手に表面が剥がれてしまってます・・・。
正直、ここまでいくとなかなか完璧には修復・補修できませんが、とりあえずチャレンジしてみましょう。
マッサージチェアの補修に使うもの
さて、マッサージチェアの表面が剥がれてしまった場合ですが、適当な塗料を塗布したりすると後々塗った箇所がパリパリと剥がれてしまったりして、余計に汚くなってしまいます。
そこで、写真に写っている「アドカラー」というモノを使用します。
「アドカラー」って何?と思われる方も多いと思いますが、実はコレ靴の補修に使う補修塗料なのです。
弾力性も持っていて、かつ色が着いているのでマッサージチェアの補修にも利用出来るんです♪
この塗料をヘラなどで綺麗に伸ばしてあげるんです。どうです?簡単そうでしょう?
アドカラーは通販でも入手可能ですし、安く手に入れたいならばホームセンターで300円程度で売ってたりします。
ヘラは伸ばしやすければ適当な代用品でも何でも構いません。
マッサージチェアの剥がれ補修
上記の写真が補修後です。ライトを当てて撮影したので補修跡は目立ちますが、剥がれっぱなしよりは見た目が良くなりました。
凸凹が気になる方は同じアドカラーのシリーズのパテ(補修の際の凸凹を平にする素材)が売ってますので、そちらで平にならしてからアドカラーを塗りましょう。
上記の写真が補修後、一般家庭の照明程度の明るさで撮影した写真です。
大分マシな見た目になりました。我々買取業者が買い取るのは難しいですが、個人で使用する分には十分な気もしますよね?
マッサージチェアの補修の手順
さて、では順を追って補修の仕方をご説明しますね!
1.表面のホコリ・汚れを水拭きで落とす&剥がれ際を綺麗にする
これは塗料が「乗る」のに欠かせない工程です。まず、きちんと水拭き&空拭きで拭いておかないと、後々にすぐ剥がれる原因になります。
そして、剥がれている部分の「際」を綺麗に処理しておきましょう。剥がれ掛かっている箇所は思い切って剥がす感覚です。
剥がれ方が汚いと、塗装後も仕上がりが汚いです。なので際が綺麗になるまで、思い切って剥がします。
2.色の確認と塗り工程
いざ塗る前に、目立たない箇所で色が違いすぎないか確認しましょう。
OKであれば剥がれた箇所に直接チューブを絞って塗料を適量出します。
上の写真の様にヘラで均一に伸ばします。塗料が割合速乾性をもっていますので、サクサク伸ばしましょう!
上の写真が塗った直後です。ちょっとムラがありますね。
このままでも良いのですが、気になるので・・・さっと水拭きしちゃいます!
恐る恐る拭くとかえって逆効果なので、一定の力でスーッと拭きます。
塗装面を平にするイメージを持って、同じ方向に拭きます。
私の場合、上から下へ一拭き!サッと拭きました。
ちょっと薄くなった箇所がある場合、塗りの工程をもう一度繰り返し、また拭きます。
そうすると、かなり自然な感じで補修が完了します♪
マッサージチェアの小傷の補修
さて、先ほどは大きな剥がれの補修でしたが、次は小傷の補修を行ってみましょう!
工程は一緒ですので、もしもお持ちのマッサージチェアが大小の剥がれがあるなら、練習がてら小傷からチャレンジしてみて下さい。
この傷を先ほどの工程を使って補修してみました!
水拭き工程の後、まだ水気が乾ききってない内に写真を撮ってしまったので少し色が滲んだ様に見えるかも知れませんが、傷自体はかなり綺麗になりましたね!
実際にこうした剥がれは見た目としては辛いですよね・・・。家具と同じ扱いですから、見た目は綺麗に保ちたいものです。
今回ご紹介した補修方法を使って、まずは小傷から消してみては如何でしょうか?
傷なども酷いが、故障しているので処分する方法を知りたい!という方はこちらをご参考に!
ファミリーイナダなどの製品は「合皮カバーの交換」も出来る場合がありますので、予算がある方は補修に頼らずそうしたサービスを利用するのが良いかも知れませんね。