今回はマッサージチェアの布地部分などが色あせてしまった時の対処法、リペアの方法をご紹介致します。
道具さえ揃えてしまえば、簡単に出来ますので気になる方は是非チャレンジしてみて下さい!
それではまず、
用意する物をご紹介します。
こちら、「染めQ」という商品。ホームセンターで入手出来ました♪
革用とか、ジーンズ用とか色々用途に合わせて販売されておりますが、今回はマッサージチェアの肘から下をエアーで圧迫マッサージする部分(布)の色あせに対処したいので、布を染める「染めQジーンズ」を用意致しました。
スプレー塗装なのにゴワゴワしない仕上がりとなるそうなので、こちらで色あせに対処してみましょう。
手順を追ってやり方を説明していきますね。
塗りたい箇所の周りをマスキング
塗装をやってみた事がある方なら分かると思いますが、スプレーでも、筆でも、塗装する際に気をつけたいのが「はみ出し」です。
はみ出しを防ぐのは難しいので、マスキングしてはみ出しても大丈夫なように下準備します。
上の写真が軽くマスキングした状態です。これでは不安・・・という方はテープと一緒に新聞紙などを使って塗装したくない部分を隠してしまいましょう。
それと!床に塗料が落ちない様に新聞紙など敷いておいて下さいね。換気の確認もしたら、準備は終了です。
広範囲をスプレーする場合、床に塗料の細かなカスが飛び散ってしまいますので、あとあと掃除が大変になります。マッサージチェアを外に出すのも難しいと思いますので、しっかりと古新聞を広げておいて下さいね。
試し塗りしてみる
買ってきた塗料の色が合っているか?を試すのを試し塗りといいます。今回は試せる場所が無かったので、さっと狭い範囲に塗って確認してみました。
色味に問題が無さそうでしたので、いざ、本番です。
スプレーを使った塗り方としては、「一定の方向に、一定のスピードで吹き付ける」のが個人的なお勧めの吹き付け方です。
一度にずっと同じ箇所へ吹き付けると色ムラが出たり、垂れの原因になります。
さっと吹き付ける動作を繰り返しながら、望む濃さになるまで調整していきます。
塗り終えたら時間を置く
もう少し濃い目に吹いても大丈夫かな?などと確認するわけです。
上の布と比べると、色が黒く復活しているのが分かりますよね?
今回は元の色も黒だったので簡単ですが、元の色と違う色に塗る場合は下地の色が後々浮かんでくる事もありますので、終わった!と思ってもマスキングを剥がさずに様子を見ましょう。
乾いた後に確認して、OKであればマスキングを剥がします。
先ほどの日焼けしたみすぼらしい感じから脱却しましたね。
あとは先ほども申し上げた通り、乾かしてから色味を確認して、物足りなければまた吹き付けて・・・を繰り返します。
納得いく色味になったら十分乾かして、マスキングをそっと剥がして完了です♪
これならお客様に自信を持って販売する事が出来ます。
ご自宅のマッサージチェアがみすぼらしい状態だと、お部屋の景観を損ねますよね。先日御紹介した「マッサージチェアの革の艶出し」と合わせてリペアする事で、かなり見違える見栄えとなります。
道具さえ揃えば難しくはありませんので、是非やってみて下さいね!
※ちなみに、日焼けしてしまう前に「非使用時はカバーを掛ける」事をお勧めします。
毛布や大き目のバスタオルでも構いません。ホコリからもマッサージチェアを守ってくれますし、日焼けも防いでくれます。遮光カーテンなども効果的ですが、これを揃えるのはちょっとコストが掛かりすぎてしまいますね(汗)
それでも、何もしない場合より、日焼けなどを予防した方が綺麗な見た目が長持ちしますよ!
その他のマッサージチェアのお手入れ方法
当社ブログでは他にもマッサージチェアのお手入れ方法をご紹介しております。是非、ご参考になさってみて下さい!