ご覧頂きまして有難うございます。スタッフの神坂(かみさか)です。
今日は私自身は引き取りに出掛けなかったので、たまには買取報告ではなくお客様からよくあるご質問である「マッサージチェアの新規購入、または買い替える際のお勧めメーカー」についてブログを書かせて頂きます♪
ということで早速本題に入りますが、実は買取や引き取りをご用命頂いたお客様の半数近くがいわゆる「買い替え」を契機に当社をご利用になられています。
そうしたお客様によく聞かれるのがマッサージチェアのプロからみてお勧め出来るマッサージチェアやそのメーカーについて「プロの目から見て、どこのどんな機種が良いか?」なんです。
という事で、く
私から率直なアドバイスをさせて頂きますね。
マッサージチェアお勧めメーカー
予想通りかも知れませんが、やはり今回挙げさせて頂く大手メーカー4社はどうしてもお勧めとなりますね。
私たち買取業者から見て、この4社のマッサージチェアは人気の高さから買取しやすいメーカーなのです。
それぞれのメーカーにそれぞれの良さがありますので、今回それらを簡単にご紹介いたします。
フジ医療器
医療器の大手メーカーだけあって、機能性は間違いなくトップクラスです。古くからパイオニアとして業界を牽引してきたメーカーですから、研究された機能を搭載した機種が毎年リリースされています。
中古市場においても、安心ブランドという事で発売当初価格が高価な機種に関しては、なかなか値崩れしにくい事も魅力です。揉み味が痛くないのも年配の方に人気が出ている秘密です。
お値段もそれなりになりますので、ある程度余裕のある年配層の方にお勧め致します。
上の写真はフジ医療器のAS-1100というマッサージチェアとなります。足裏つかみマッサージ機能やダブルヒーター機能などが搭載されている上位モデルとなっています。スタイリッシュな見た目も好印象ですね。
※2024年現在ではこの後継機種であるマッサージチェアがフジ医療器のメイン機種となっているフラッグシップモデルです。
パナソニック
年式が古い機種ですと「ナショナル」製となり中古業界ではパナソニック製品とは区別されます。パナソニックの人気の理由のひとつが「ユーザーの事を考えて作った機能」にあると思います。
長時間座っても疲れない「車の座席」からヒントを得たバネの利用や温感機能など、揉み心地以外の「座り心地」にまで気を配った機種が多いのです。
当然高価な機種が大半ですが大事な揉み機能も充実しており、購入にあたって自信を持ってお勧め出来るメーカーです。フジ医療器よりも値崩れはしにくい傾向にあります。
上の写真はEP-MA068という上級モデルです。
※2018年8月にはEP-MA99というモデルが発売されるそうです。
※2024年追記:現在はEP-MA121というモデルが最新モデルとなります。
ファミリーイナダ
http://www.family-chair.co.jp/
マッサージチェアをあまりご存知ない方には聞きなれないメーカーかも知れませんが、業界では人気のメーカーです。実はマッサージチェアだけを製造・販売している専門企業なんです。その独自の機能性は根強い人気があり、ずっとファミリーイナダ製のマッサージチェアを乗り継いでいるユーザーも多く見られます。但し、フジ医療器やパナソニックに比べると値崩れの幅も大きくなるケースが散見されるメーカーです。
上の写真はFDX-S300という高級機種です。
メーカー希望小売価格60万円オーバーのハイスペックマシンとなっています。
大東電気
http://www.daito-thrive.co.jp/chair/
大東電機の製品です。スライブくつろぎ指定席というシリーズが人気です。
インテリア性を重視した外観で、ゴツゴツしたマッサージチェアのイメージを良い意味で裏切っています。また、ZEROウォールという機能を搭載した機種があるのですが、こちらは背面と壁の間が10cm程度あればフルリクライニング出来るという優れものです。狭い日本の住宅事情をしっかりとリサーチして製品開発しています。
また、販売価格が他のメーカーと比べて安価な物が多いので低予算でマッサージチェアを入手出来る利点もあります。
但し、そもそもの売価が他社の高級モデルよりもかなり安価な為、中古買取時の買取額はハッキリ言って期待出来ません。売価が安価な為、耐久性にも少々疑問が残ります。値崩れの観点で言えば今回おススメした4社の中では最も値崩れが早いと言えます。購入時の出費を抑えるという部分を重視する方にしか個人的にはおススメ出来ません。
購入時の注意ポイント
さて、メーカー自体のお勧めは上記の通りです。ご紹介した以外の他社の機種にも良い物が沢山ありますので、実際はご自身にあった物を選ぶのが大前提ではあります。
ただ、車と同じで使い潰すのか買い換えながら使っていくのか・・・などによって選び方が変わると思うのです。
捨てるまで使い続けるなら(最終的に壊れるまで利用出来た方はマッサージチェアの処分方法←こちらの記事を参考にして下さい)メーカーがどうと言うよりご自身の体にあった物が良いですし、買い替えながら常にマッサージチェアを家庭に置いておくなら下取りに出す際の値崩れにも注意したいところですよね。
新品で購入する際は、必ず試乗してみましょう。使ってみて痛みを感じるのであれば、リモコン操作で行う揉み玉の調整で補正するか、検討している機種そのものの変更が必要でしょう。
長く使うのですから、相性が良いものを時間を掛けて選んで下さい。
また、ヤフオクなどのオークションやメルカリ・ジモティなどのフリマアプリ等で中古品を買うのであれば、商品に対する文章をよく読むことをお勧めします。
中にはほとんど状態の説明がない危険な業者が出品しているケースが多々あります。
包み隠さず現状の説明が行われていて、写真も沢山掲載されている出品者からの購入が良いでしょう。清掃や動作確認などをしっかり行っていそうな優良出品者(評価欄でも一定の判断が出来ます)の品物を狙うのが得策です。
さて、ちょっと長くなってしまいましたが、こうした情報もどんどんアップしていきますので
今後もどうぞお楽しみに!