ご覧頂きまして有難うございます。マッサージチェアアドバイザーの神坂です。
いよいよ３月に入りました！当社にとって毎年の繁忙期、引越しシーズンの到来です！
お蔭様で既に買取・引き取りの予約を多数頂いている状況になっております。有難うございます！
今回は
当社の宣伝も兼ねて、引越しの際に何かとネックになる大型マッサージチェアの処分などについてアレコレ書いて参ります。是非ご参考になさって下さい！
引越しの際の大型家電（マッサージチェア）の有無は引越し代に影響する？
さて、これから３月・４月に引越しの準備を進める方にとっては各引越し会社へ見積もりを依頼したり、新しい住居へ現存家財の何を運ぶか、処分するか、を検討しなければならない忙しい時期かと思います。
引越しの料金は勿論各社マチマチではありますが、概ね積み込むトラックの大きさや必要台数、必要人員、引越し先までの距離などで変わってきます。
２トントラック１台＆人員２名で済むような近場の引越しなら安く済むでしょうし、トラック２台＆人員４名などというファミリー規模の引越しですと高くついたりします。
そこで新しい住居に持っていく物と、引越し代を浮かせるために処分してしまう物とを色々考えなければなりません。
そこで判断に迷う筆頭になってくるのがマッサージチェアなのですが、マッサージチェアは運ぶ側から見ると重量がある上に形が悪い（タンスなどの様に上に物を重ねられない）ので正直厄介な品物です。
更に幅も取りますのでトラックの荷台スペースを圧迫してしまいます。その為、マッサージチェアが１台ある事で料金が変わってしまうという事は実はよくあります。
当社でもこうした事からマッサージチェアを諦めたお客様からのご依頼が増えるので引越しシーズンの買取・引き取りが毎年多くなっているのです。
引越しを期にマッサージチェアを誰かに譲る際のデメリット
引越しをする際、新住居へマッサージチェアを持ち込むのを諦める方の中には知人・友人に譲るという選択を視野に入れる方も多くいらっしゃいます。
比較的新しく動作も良好で綺麗なお品物であれば喜ばれるでしょうが、中には１０年近く購入から時間が経過している物を譲ろうとする方もいらっしゃいます。
それって実はかなりデメリットがある事をご存知でしょうか？
お問い合わせ頂くお客様の中にも「１０年前の品物だが、動作は良好！」とお伝え頂く方が多数いらっしゃいます。
しかしながら、プロの目線で動作チェックをしてみると大概の場合は老朽化による動作の劣化などが見られます。
当ブログでは何度かお伝えしている通り、メーカーの部品保有年数は概ね６～７年程度です。要するにそれ以後は故障しても交換部品があるかどうかの保証は何も無いのです。
故障して修理出来ない状態のマッサージチェアは正直に申し上げて処分にお金の掛かる厄介者になってしまいます。
譲ろうとしているマッサージチェアは本当に動作良好でしょうか？動作の劣化に慣れてしまって揉み味の劣化に気付いていなかったりしませんか？
そうした劣化を見抜けないまま譲ってしまうと、思っていたよりも早く故障するなどして譲り先の方に迷惑が掛かるケースが多々あります。
普段あまり使ってないというなら尚更です。使わない間に内部の金属が錆びだしたりしていて、急に使用頻度が高まるとその錆びがアチコチに回って故障したりもします。
そうした比較的古いマッサージチェアにはすぐに故障する可能性がある事と、故障しても修理出来ない可能性があるという事を理解しておきましょう。
そしてもう一点、大きなリスクになるのが送料です。
自身で運べる人員と車があれば良いのですが、ほとんどの方が「クロネコヤマトの家財便」などの有料サービスを利用する事と思います。
マッサージチェアは概ねＥランク（３辺合計３５０ｃｍまで）という区分に属するのですが、関東から関東への送料でおよそ２万円が掛かります。
これも大きなデメリットと言えるでしょう。マッサージチェアを一般の方に譲るというのはこうしたリスク・デメリットが関わる双方に発生するのです。
不用品処分業者や引越し業者へマッサージチェアを処分させるのは損？
引越しの荷物を処分する際に、不用品をまとめて不用品処分業者や引越し業者へ依頼して処分される方も多い様ですが、本当にそれはベストな選択でしょうか？
それについては正直ハッキリと得か損かは分かりません。何故なら処分する品物によるから、というのが本当の所です。
処分業者に関しては品物の質などはほぼ考慮していません。壊れていようが価値のある物であろうが１点の不要家財としてしか見てもらえません。引越し業者が行っている不用品処分サービスも同様です。
バタバタと忙しい時期ですので、細かくアチコチの業者に依頼を掛ける事が面倒になるのは分かりますが、本当にそれで良いのでしょうか？
例えばですが以前、とあるネット掲示板でこんな記事を見かけました。「引越しの為、マッサージチェアが邪魔で困っています。どなたかタダで運び出して下さる方に差し上げます。」
要するに処分業者や引越し業者へ支払うお金を節約する為に誰かにタダで持って行ってもらおうとしたのです。しかし、そのマッサージチェアは当社で３万円前後で買取している機種だったのです。
そのお金があれば引越し代も浮いた事でしょうに、結局、そうやってお金になる品物をみすみすドブに捨ててしまっている方が本当に沢山いらっしゃるのです。
という事で面倒ではありますが、不用品を処分する際はまずは「専門の買取業者」へそれぞれ見積もりを取ってみるのがベストな選択かと思います。
そうやってみてどこの業者も買い取り・無料引き取りをしてくれなかった品物だけ集めて不用品回収業者へ依頼を掛ければ良いのではないでしょうか。
単純に処分業者や引越し業者に不用品の全てを「お金を払って持っていってもらう」というのは、損をする可能性が高いと言えます。
質の良い品物を売却したお金で不用品処分の費用を賄える可能性も意外とあるのです！さらに引越し代金も浮くのなら大きなプラスですよね。
買取・無料引き取りが期待出来るマッサージチェアとは？
当社はマッサージチェアの買取や引き取りを専門に行っておりますが、残念ながら全てのマッサージチェアを買取・引き取り出来るわけではございません。
メーカーや型番によっては取り扱えない機種もあります。
そこで、どういった基準でその線引きをしているかを例に挙げてみます。
買取出来るマッサージチェア
まず買取が出来るマッサージチェアについてですが、基本的には発売開始からの経過年数と現状の状態によって判断しています。
これはメーカーによっても変わってくるのですが、パナソニックとフジ医療器のマッサージチェアが最も買取可能期間が長いと言えます。
購入時の金額が３０万円台後半以上する高級機種の場合、メーカー部品保有年数が終了した７年程を経過していてもまだ買取が可能なケースがほとんどです。
次に買取期間が長いのがファミリーイナダの製品です。概ね５年から６年といったところでしょうか。
しかし、いずれの場合も動作に問題が無く外装が綺麗な状態である事が前提となります。
外装に関しては合皮の状態がボロボロであったり、布部分の着色汚れ（黄ばみ・黒ずみ・飲み物などによる色汚れ）があると大幅に査定がダウンします。合皮の交換や布部分の交換に意外な費用が掛かる為です。
そういった状態に陥っていない比較的状態の良いマッサージチェアに関しましては余分な経費が掛からない分、買取や引き取りが可能な年数が広がります。
無料引き取りが可能なマッサージチェア
続いて買い取りは出来ないが、無料引き取り対応が可能なマッサージチェアについて挙げてみましょう。
これも対象メーカーについては「買取が出来るマッサージチェア」のメーカーに準ずる形になります。発売開始から８年から１０年が経過している場合、買取か無料引き取りかが分かれる微妙なラインです。
動作の良好さと外装の状態によっては買取額が多少付くケースも多々あります。少々の劣化程度であれば無料引き取りが可能な場合も多くあります。
しかし、この辺りの機種の場合、他に「設置状況」も大きな判断材料になってきます。例えば階段作業が発生してしまう場合などは古い機種ですと不利に働きます。
対応自体が難しいマッサージチェア
最後に当社では対応自体が厳しいマッサージチェアについてですが、発売から１０年以上が経過している上に故障が発生していたり、外装の状態が良くない場合などは対応する事が出来ません。
また、本来であれば多少の金額がお付け出来るはずの品物でもクレーンを使わなければ搬出出来ない場合などはコストの回収が出来ない為、対応をお断りする場合があります。
ここに分類されるマッサージチェアであれば処分品回収業者にまとめて処分を依頼する方が安上がりかも知れません。
★ご自身でマッサージチェアを処分される方の為の記事を過去にアップしていますのでご参考になさってみて下さい。
※マッサージチェアの処分方法～東京編～
～トラブル回避～信頼出来るマッサージチェア買取業者を選んでください！
最後になりますが、いずれの処分を行うにしても決して慌てて業者の選定をしない様に強くお勧め致します。
実は当社に見積もりのお問い合わせを頂いてからしばらく経過した後に「やっぱり御社にお願いします！」と業者の変更をされるケースが頻繁にあります。
高い見積もりに騙されてある業者に依頼してみたら、やれ「分解が必要なので工賃として２万円差し引きます」やら「当社では運び出しが難しいので外注を依頼しなければなりません。なのでその分３万円を差し引きます」などと不当な減額を迫る業者が複数確認されています。
そんな業者は追い返してしまえば良いのですが、引越しシーズンの切羽詰ったお客様にとっては既にキャンセル出来る状況でないので依頼せざるを得ないというケースが多いのです。それで泣く泣くありえない取引をしてしまう事があるんです。
そうしたトラブルを避ける為には、相見積もりなども早めの段階で取得してスケジュールに余裕をもって業者の選定をするに限ります。
詳しくはコチラのブログの最後の方に記載しておりますのでご参考になさってみて下さい。
長くなってしまいましたが、これから引越しを経て新生活を向かえる皆様が気持ちよいスタートを切る事が出来ればと思いこのブログを書いてみました。少しでもお役に立てていれば幸いです。
皆様からのお問い合わせを心よりお待ち致しております。
