ご覧頂きまして有難うございます。マッサージチェアアドバイザーの神坂です。

今回はマッサージチェアの一部に利用されている「布の部分の汚れ」にスポットをあててみます。

特に

白系のマッサージチェアをお持ちの方で、使用頻度が高い方は必見です♪

今回のテーマは、ズバリ「布部分がが汚くなってしまってどうしようもない・・・」という場合、どうすれば良いか？の一つの答えをお教えします。

主に白系のマッサージチェアは手足のマッサージを行う部分の布も合皮と色を合わせて白っぽい布を採用している事が多いと思います。

使用頻度が少ない方にはピンとこない方もいらっしゃると思いますが、使用頻度が高いと実はかなり汚れる部分なんです。

靴下＆長ズボン、長袖のシャツに手袋までして使用して頂ければそこまで汚れたりしないのですが、そんな利用方法を行っている方はごく一部です。

使用するにつれ、徐々に黄ばみなどの薄汚れが目立ったり、黒ずんでしまったりするのです。

そうした皮脂系の汚れは、正直なかなか落ちません。布染め用のスプレーなどで綺麗に塗りつぶすのも手ですが、今回は費用さえ掛ければ新品に交換出来るんじゃないかな？と疑問を持ったスタッフがいたので実際にフジ医療器に問い合わせてみて実証してみました♪

結論から申し上げますと、足部分のカバーだけの交換等が出来ちゃうんです！後ほど実際に掛かった費用などにも触れますのでご確認下さいね！

酷い汚れは査定不可能に！？

さて、実は先日買取させて頂いたＡＳ－９７０という比較的新しい高級マッサージチェアがあったのですが、実はこれがかなり汚れた状態だったのです。

これが今回のブログのネタとして活用される事になるとは、実際にお伺いするまでは想像もしておりませんでした（笑）

元々お問い合わせの際に「毛羽立ちと汚れが目立つかもしれない」というご申告を頂いていたので、交換等が必要なレベルだった場合、買取は出来ない可能性があるという事を事前にご了承頂いてはおりました。

トップの写真とすぐ上の写真がそのマッサージチェアの足部分の写真なのですが、汚れが酷い上に毛羽立ちも激しい状態でした。パッと見ただけで回復不可能と判断出来るレベルでした・・・。

これは流石に補修や清掃などではリカバリー出来ません。残念ながら引き取りは行えるものの買取は出来ないという事でご理解頂き、無料引き取りという形で回収させて頂きました。

そして、当社に持ち帰った後、実は足のユニット（機械ごと）と手のユニット（こちらも機械ごと）を交換する予定でした。その部分以外はそこまで酷いダメージが無かった為、清掃を繰り返し行ってそれなりの状態まで回復させていたのです。

どうしても回復出来ない足の布と手の布。これを機械ごと交換すべくフジ医療器さんに連絡してみました。

フジ医療器はマッサージチェアのカバー部分だけ交換可能です

見積もり依頼の問い合わせを行い、数日後に返答を頂いた結果、「足の部分については、外側の布のついたカバーだけの交換出来るので、機械（足マッサージユニット）まで交換する必要ないですよ？」との事でした！

しかし・・・足全体の布（合皮＋布）の交換を行うと３万円弱の費用が掛かってしまう事が判明しました・・・。

手の部分は外側の布だけの交換は出来ず、機械ユニットごとの交換になるそうなので、それも交換すると更に２５，０００円以上の費用が上乗せされてしまうとの事でした！

という事で、今回は足のカバーを全て交換するのみに留め、手元のユニット交換は無しという事に致しました。

足部分のカバーはかかとより下の部分とふくらはぎ部分の２つのカバーを利用しているのですが、それぞれのカバーが３，０００円～６，０００円くらいです。

そう、それでも３万円弱の費用が掛かるという事は・・・ハイ、高いのは工賃と出張費です。まあ、これは仕方ない事ですけどね。

技術料という名目で１３，５００円、出張費５，０００円が加算され、それに消費税が掛かり、結果２８，８３６円で足部分が文字通り新品同様の綺麗さになりました。

という事で、同様の状態でお困りの方、今のところフジ医療器のマッサージチェアに関しましてはこうした一部のカバーだけの交換が可能という事が判明致しましたのでご参考になさってみて下さい。

パナソニックなど他のメーカーも例えば背もたれカバー等は新品を取り寄せる事自体は可能です。

いずれのメーカー、機種にしても交換出来ない型番や既に交換パーツの保有を終了していて交換不可能な場合等ございますので、ご希望の際はまずメーカーに問い合わせをしてみて下さい。

もし交換出来るのであれば、費用は掛かりますが外装の合皮部分や布部分が新品に交換され、気持ちよく利用出来る状態へ回復しますよ♪