マッサージチェアの移動~階段の通し方~

ご覧頂きまして有難うございます。マッサージチェアアドバイザーの神坂です。

今回は「やりたい!」と思っているマッサージチェアユーザーの方の大半が諦めてしまう?マッサージチェアを階段を使って移動させる方法についてご紹介致します。

正直、かなりの

力技になりますので、基本的にご自身でチャレンジする事は決してお勧め致しませんが、力自慢のご家族が2人以上いる場合などは参考にして頂けるかと思います。

※当社はあくまでも買取専門店となりますので、自宅内の移設のみのご要望等は一切受け付けておりません。あくまでも今回はマッサージチェアのプロとして狭い階段をどうやって通過させるのか?をご紹介するまででございます。また、今回ご紹介した方法で何らかのトラブルが起こった場合でも一切の責任を負いません。

マッサージチェアの移設は何故難しいか?


まず、平均的にみても重量が80Kg程度はあるマッサージチェアを階段で上げたり下ろしたりするというのは、そもそもかなりハードルが高いです。

そして、ただ重いだけではなく、マッサージチェアの幅がそのハードルをより高くしています。

以前ご紹介した方法で狭い間口を通過出来るという事はご理解頂けているかと思いますが、階段もドアの間口等と同様に幅が狭いですよね?そして、大概の場合は階段の途中で折り返しがあります。

この折り返し地点がかなり厄介でして、そこまで順調に移動してきていたとしても、そこでつっかえて動けなくなる場合があります。

これはマッサージチェアの「幅」とともに「奥行き」の長さも原因です。マッサージチェアの奥行きは単純に最下部の長さではありません。大概のマッサージチェアの後方部分は足のフレーム部分より背もたれのトップの方が出っ張っているんです。

要するに、足のマッサージ部分の先端から最下部の最後方までの長さが奥行きではないのです。背もたれのトップからきちんと計るとプラス10cm程度の奥行きとなるんです。

つまり、マッサージチェアの「重さ」「幅」「奥行き」が階段通過を難しくさせている総合的な要因なのです。

マッサージチェアの階段を使った移動方法

という事で、マッサージチェアを運ぶ力の有無は無視して(力はあるものとして)考えますと、階段を使って移設する場合もやはり以前ご紹介した「マッサージチェアを立てた状態」での移設が有効になります。

もし、ご自宅の階段の幅に余裕があったとしても先ほどお伝えした通り階段の折り返し地点で切り返せなくなってしまうケースが多いので、こうした事態を避ける為に最初からマッサージチェアを立てた状態で移設するのがベストだと思います。(折り返し地点で切り返せない事が判明した場合、一旦戻さなければならないのでかなりキツいです!)

立てた状態でも階段の幅を考えればギリギリになる場合が多いので、出来れば毛布などで包んでガムテープで毛布がずれない様に固定するなどの養生は行っておく事をお勧め致します。

養生は金属部分とプラスチック部分が全体的に隠れるように行います。そして、立てた状態で運ぶのであれば床に設置する部分もすっぽりと覆っておかなければなりません。

これは布をかませる事によって滑らせて運べる様にする為でもあるのですが、階段を一段ずつ移動する際に接地部分が傷つかない様にする為のものです。

硬い部分(金属・プラスチック部分など)を包む(養生する)のは万が一バランスを崩してしまった場合に壁紙などを傷つけるのを防止する為です。

但し、何度も申し上げている通りかなりの力技ですので「持ち手」は確保しましょう。つまり手で持つ部分まで毛布等で覆ってしまうと滑ってしまって力が入らず危険なんです。

当社スタッフは養生の隙間から手を入れて持ち易い部分をしっかりと直に持って運搬しています。決して養生の上からは持ちません。

下の写真が実際にお客様宅で階段を使ってマッサージチェアを下ろしている作業風景です。

ポイントと致しましては・・・

1.養生を必要な箇所に施す

 先ほどお伝えした通り、必要な養生を行います。無しでも勿論出来ますが、マッサージチェアにも壁や床にも傷が付きますので後で後悔します。

2.リクライニングした後、立てた状態にする

 マッサージチェアをフルリクライニングして、フットレストは下ろした状態に戻します。その後、足部分を上に、ヘッド部分を下にする形で立てます。

 フットレストは大概の場合ブラブラする構造になってますので、フットレストを下にすると階段移動時にかなり厄介な邪魔者になります。気をつけましょう!

3.持ち手を決めて一歩ずつ階段を移動する

 いよいよ階段を移動させる際は、無理をせず一段ずつ移動します。しっかりと持ち手を掴んで、相手と「せーの」と声を掛け合い、持ち上げて一段移動、一旦置いてまた一段移動・・・といった感じで繰り返します。

 立てた状態をキープしつつ持ち上げるので、見た目としてはマッサージチェアを挟んで相撲を取っているかの様な体勢になるかと思います。

階段を移動し目的の場所への設置が終わったら養生を外して完了です。完了ではありますが、すぐに電源を入れて動作確認をしておきましょう。

マッサージチェアは精密機械ですので、移設の際に与えた衝撃でセンサーがずれたりしてエラーが出るケースがあります。そうなってしまった場合は残念ながらメーカー修理を依頼するしかありません。これは金額的にも結構なリスクになります。

ここまでマッサージチェアを自身で階段を使って移動させる方法をご紹介して参りましたが、やはり様々なリスクもあります。

業者に依頼すると恐らく2万円前後は掛かるので、自身で解決したい!という方も多いでしょうが、身体を痛める・マッサージチェアや壁などに傷が付く・マッサージチェアが故障する・・・などのリスクを負う可能性がありますので、実行に移す前によーく考えてみましょう。

マッサージチェアの移動方法~クレーン編~も過去にご紹介しておりますので、是非ご参考になさって下さい。

そして、この方法を読んで頂いて「うーん。無理だわ。」と諦められた方は是非当社へお問い合わせ下さい。買取や無料引き取りなどの対応が出来るかどうかすぐにお調べ致します!

マッサージチェアを高く売りたいなら!マッサージチェア買取り専門店にお任せ!

当社ではマッサージチェアの豊富な知識と経験を活かし、
全国各地より年間200台以上のマッサージチェアを買取させていただいております。

  • 今すぐ!いくらで売れるか知りたい
  • 1番高く買取してもらいたい
  • 実績や知識が豊富で安心できるお店で売りたい
  • 古いけどまだ動くので買取してほしい
  • 汚れやキズがあっても高く売りたい
  • 急な引越しですぐに対応してもらいたい

 
マッサージチェアの買取価格を見る