本日は事務所で待機です♪買取させて頂いたマッサージチェアのメンテナンスなどしつつ過ごして
おりますが、先日の買取先のお客様から頂いたご質問を今回はこのブログで取り上げてみようと
思います。
そのご質問とは、ズバリ!
「マッサージチェア購入の際の、選び方のポイント」です。
こちらのお客様は買い替えの予定がある為、お使いになっていたマッサージチェアを我々に
ご売却下さったのですが、その際に
お客様「実は近々マッサージチェアの買い替えをするんだけど、プロの方の意見として、どんなのがお勧め?」
こんなご質問をなさったのです。
数あるマッサージチェアから一つを選ぶ・・・たしかに難しい選択ですよね。
そのお客様には時間を掛けてその場でじっくりご説明させて頂きましたが、ブログをお読みの皆様には今回、購入の前段階のポイントを挙げてみます。
後日、別のブログに購入後のポイントなどの注意点などもまとめますから、参考になさって下さいね!
マッサージチェアのサイズを決める
さて、早速マッサージチェアの選び方を考えていきますが、
実は買取の理由で多いのが「思ったより大きくて部屋が狭くなりすぎた」というものです。
そう、サイズ選びで失敗する方が多いんです!
サイズを考えないで検討してしまうと、後で最初から検討しなおす羽目になる場合がありますので、先に決めちゃいましょうね!
なので、置く部屋の大体の位置を決めたら、許容範囲の寸法を設定しましょう。高さはフル機能のマッサージチェアだと大体110cm~120cm強です。
幅は平均で70cm~80cm強、奥行きは110cm~130cm前後でしょうか。
最近流行のマッサージソファであれば、一回り小さい物が多いのでマンション・アパートの一室ならこういうタイプがお勧めです。
(1)まずはマッサージチェアのサイズの許容範囲を決める!
今の時代はインターネットで大概の情報は収集出来ます。
必ず許容サイズを設定して、少しずつ購入する機種を絞っていきましょう!
それと、見落としがちなのが「リクライニングさせた時の奥行きのサイズ」です!
買ったのはいいけど、リクライニングさせるスペースが無くていつも半端な角度で使ってる・・・
以前、こう言っていたお客様がいらっしゃいました。
それでは機能を十分果たせず、効果も半減してしまいますね。
最悪のケースですと全くリクライニングさせる事が出来ないという方もいらっしゃいました。
今の機種は自動コースをスタートすると自動的にリクライニングが行われる場合がありますので、そうした場合背面が傷ついたりマッサージチェア後方の家財や壁を傷つける原因にもなります。
そうした事態を避ける為にも、サイズのチェックやスペースの確保は慎重に行って頂きたいと思います。
マッサージチェアは、大きいものだとリクライニング時の奥行きが200cmを超えます!
そんなスペース取れない!という方は、先ほども触れたマッサージソファにリクライニングしない機種もありますので、そういう機種に絞った方が無難です。
マッサージチェアの生地と色を決める
買った後に後悔するパターンとして、色合いに対する不満があります。
ショールームやカタログの写真と、実際に置く部屋のイメージがゴッチャになってしまうのです。
和室に置くのに白を選んだら浮いてしまって・・・なんてお客様もいらっしゃいました。
また、ベージュを購入したんだけど、使用頻度が高くてすぐに薄汚れが目立ってきてしまった・・・
なんてお話もよく聞きます。
確かに白・ベージュ系はお洒落です。しかし、汚れも目立ちます・・・。
※白系の汚れが目立ってしまったマッサージチェアの一例はこちら
お手入れが得意な方や、インテリア性を重視するなら良いのですが、そうでもないという方は無難な黒がお勧めです。
そして、日々使うからこそ気をつけたいのが「生地」です。
本革・合皮・ベロア調・布生地のソファ風・・・様々な生地のマッサージチェアがあります。
本革は重厚感で満足させてくれますが、お手入れは大変です。
合皮はお手入れが楽ですが、見方によっては少し安っぽく見えます。
ベロア調や布生地は肌触り抜群ですが、シミになったり臭いが付き易い欠点があります。
ご使用の環境も踏まえて、生地のタイプもしっかり検討しましょう!
(2)マッサージチェアの生地タイプを決める
最近は着せ替え感覚で外見を交換出来るマッサージチェア(マッサージソファ)もありますが、
大概の場合は買ったらずっとその生地のままです。
お手入れはちょくちょく出来ますか?
インテリアと合ってますか?
肌触りは気にしませんか?
決して見た目と直感で選ぶのでなく、使うイメージを持って選んで下さいね!
マッサージチェアの予算によって購入先を考える
さて、サイズ、生地が決まったならもうイメージは出来ているはずですね。
後は重要な「お値段」です!
どうしても新品が良いという方は家電量販店などでの購入になるでしょう。
試乗も出来ますし、保証も付いてきます。デメリットといえば価格くらいのものでしょう。
それも、価値相応であるとご理解出来る方なら全く問題ありません。
次いで、新品が良いけど予算は削りたい・・・そうした方は通販での購入となるでしょう。
こちらは試乗は出来ませんが、保証も付きますし家電店で購入するのとさほど変わらない恩恵が受けられます。
ただ、揉み心地はメーカー・機種によってかなり違いますから、機会があればどこかで試乗して
気に入った機種を通販で購入するのが賢いかも知れませんね。
次に予算はあまり掛けられない!という方はオークションという購入方法もあります。
出品されているのは大概が中古品ですから、訳アリの物から新品同様の物まで様々なマッサージチェアが選択出来ます♪
しっかりと商品説明が記載されていて、写真を沢山載せている出品者のマッサージチェアを購入するのが良いでしょう。
中にはメーカーサイトからコピペした情報しか記載していない出品者もいますが、そういうのは避けた方が無難でしょう。
それと、オークションは「ノークレーム・ノーリターン」が基本となっていますから、それなりのリスクは覚悟しましょう。
出品者の過去の評価などもしっかりと確認した上で、安心出来そうな出品者の品物を選択するのが良いかと思います。
(3)予算に合ったマッサージチェアを見つける
既に触れたとおり、現代では様々な方法でマッサージチェアを購入する事が可能です。
決して無理はせず、ご予算に合った方法でマッサージチェアを購入しましょう。
ただし、安いからといって10年以上前に販売されたマッサージチェアなどはリスクが高いと思います。
マッサージチェアは消耗品です。外観は綺麗でも内部は磨耗しているかも知れません。
メーカーも交換部品は7年程度しか保持していません。要するに修理不可能な場合もあるのです。
中古を買う場合は使用頻度もチェックしておきたいところですが、アワーメーター(使用時間を表示する機能)などは搭載されていませんので、どうしても写真による外装の状態や文章に記載されている情報などから判断せざるを得ません。その辺りは中古品と割り切れる方のみが行える行動かも知れませんね。
マッサージチェアをメーカーで選ぶ
最後は鵜呑みにして頂きたくはないのですが、マッサージチェアメーカーの特徴を踏まえたアドバイスをさせて頂きます。
マッサージチェアを毎日見ている立場からの印象ですので、ただの持論とも言えますが参考になれば幸いです。
フジ医療器のマッサージチェア
マッサージチェアのパイオニアとも呼ばれる大手医療機器メーカーです。
比較的大型のマッサージチェアが多いのですが、比例して機能がかなり充実している印象があります。
体系のセンシングはかなり精度が高いと感じますし、痛みを感じないマッサージが特徴だと思います。
価格は正直高めな物が多いですが、その分機能は納得いくものであると思います。
パナソニックのマッサージチェア
こちらは大手家電メーカーとして世界的に有名ですね。
ユーザー目線を意識したマッサージチェアが比較的多く、人気が高いと感じます。
音声ナビ付きだったり、マッサージソファだったり、昔と違った新しい目線のマッサージチェアが豊富です。
揉み心地としては、フジ医療器のマッサージチェアよりやや強めな印象です。
パナソニックに社名を変えてから揉み球の調整が可能な物が多いのですが、ナショナル時代の機種だとガツガツした揉み心地の物も多くありました。
大東電機のマッサージチェア
こちらは「スライブ」というシリーズで人気を得たマッサージチェアメーカーです。
前述の2社よりも抑えた価格帯で商品展開している印象です。
肝心の揉み心地は、主観ですが悪くない印象です。エアマッサージの強度もしっかりしていますし、
ファンも多いメーカーです。
以前買取したマッサージチェアで「ZERO ウォール」という機能を搭載したものがありましたが、これは優れものでしたね~!
背もたれの後ろに10cm程度の隙間があればリクライニング出来ちゃうんです!
とても驚きましたし、細かくユーザーのことを考えているなぁと関心したものです。
部屋の狭さが気になる方には、まず大東電機のマッサージチェアからチェックする事もお勧めできますね。
ファミリーイナダのマッサージチェア
揉み味の系統で言うと、フジ医療器に近い印象を受けます。
メーカーとしてはニーズを細分化してニッチも狙っているのかな?と思える程、多くのタイプのマッサージチェアを販売しています。
中には確実に女性客を狙ってるな?と思うものや、収納スペースに困っている人を狙ってるな?なんてものまであります。
揉み味としては優しい印象です。コリの強い男性には物足りない機種もあるかも知れません。
一方で女性にはピッタリかも知れませんね。
その他のメーカーのマッサージチェア
「その他」なんて言うと怒られてしまうかも知れませんが、上記4メーカーが日本のマッサージチェアの最大手と見て間違いないでしょう。
我々が買取りさせて頂くマッサージチェアもほぼ、この4社のものです。
例えばニトリやオムロンなどのメーカーもマッサージチェアを発売していますが、あまりシェアは広くありません。
インターネットで検索しても情報が豊富に出てくるわけでもありませんので、決断するのには勇気が要ります。
しかし、当然主張出来るセールスポイントがあって商品化していますから自分に合う!と思ったら購入すべきです。
大手4社以外のマッサージチェアだって、優れた物は沢山あるはずですからね。