ご覧頂き有難うございます。スタッフの神坂です。

本日は東京都府中市の某施設様にて、フジ医療器の高級マッサージチェアＳＫＳ－５６００を買取させて頂きました！

大國魂神社から徒歩数分の場所にあるビルの最上階でしたが、エレベーター付きのビルでしたので搬出はさほど難しくありませんでした♪

こちらのＳＫＳ－５６００はＡＳ－８６０という機種の上位モデルとなっておりまして、まだ新しい機種の為高価買取させて頂けるマッサージチェアです♪

先日買取させて頂いたＳＫＳ－４６００よりも新しい機種となります。

今回のこちらの施設様では、

改装リニューアルを控えているという事で一旦マッサージチェアを手放さなければならなかった様です。

施設のオーナー様も延長保証にまで加入されていた事もあり、少々残念そうでした。

オーナー様、しっかりと磨いて、そして整備して、次の方にお繋ぎ致しますからね！

ちなみに延長保証は「第三者に譲渡した時点で無効となる」と記載されてしまっておりましたので査定に特に影響はしませんでした。少々残念な気もしますね・・・。

ＳＫＳ－５６００のスペック

上の写真がＬＥＤリモコンですね。これまでの機種とかなりイメージが変わっております。

下が少し前の機種のリモコンですから、この点はかなり進化しているのが分かります。

最近のフジ医療器の高級マッサージチェアにはＡＳ－９７０の様にカラー液晶リモコンが搭載されるなど細部のこだわりが増してきていますね！

マッサージチェアの中古相場

さて、今回買取させて頂いたＳＫＳ－５６００に限った事ではないのですが、マッサージチェアの中古相場って非常に下がるスピードが早いんです。

日ごろからマッサージチェアの中古相場をウォッチしておりますが、新商品の発売開始からまずはあっという間に価格競争が始まって、徐々に中古市場が加熱していって、そして急激に相場が下がっていく・・・こんな感じの流れを沢山見てまいりました。

この場を借りて、あくまでも個人的な意見としてマッサージチェアの中古価値が落ちる速さの原因をまとめておこうと思います。

新商品の開発スピードと、機能の進化スピード

毎年新商品が出ておりますが、意外と内容（スペック）に大きな変化が無い・・・

これって中古品にとっては厳しい状態なんです。

機能は最新機種と遜色ないのに、新しいのが出たってだけで価値が下げられてしまうのですからね。

実際、５年以上前の機種を作動させてみても、今の機種と揉み感は大して変わりません。

でも毎年「型落ち」していくのです。こうした事が原因の一つとなって中古価格は下落します。

マッサージチェアには車検の様な制度が無い

車には定期的に車検という制度があります。

ご存知の通り、消耗品を交換したりして、状態を保つわけです。

しかし、マッサージチェアは基本的には「売りっぱなし」に近い状態と言えます。

一般家庭で使用されて、使用された分磨耗して、それでも消耗品の定期的な交換が義務付けられていない・・・

そうなると、中古品の評価は毎年いや毎月下がっていきます。

マッサージチェアのお手入れが浸透していない

皆さんは車をお持ちであれば、定期的に洗車したり、オイル交換したりとお手入れをすると思います。

でも、マッサージチェアはどうでしょう？

内部のメンテナンスは資格を持っていないと出来ませんから、ご自身でのメンテナンスは出来ません。

やたらと大きい物だしいつもそこにあるから、ついつい掃除もおろそかになってしまう・・・。

こういうご家庭がほとんどですので、我々が再販する場合、再販に漕ぎ着けるまでに清掃などでかなり時間を要します。

内部のメンテナンス、溜まったホコリの除去、艶の復活・・・

以前車の買取を経験していたスタッフが言っておりましたが、マッサージチェアは車ほどお手入れしている方がほとんどいないんです。

そうした点も中古市場を下げる一因にもなっております。

お手ごろ価格のマッサージチェアの台頭

当社でも買取しておりますが、最近になって「機能はフルスペックに近いけど、ややコンパクトなマッサージチェア」が台頭を現しております。

例えばＪＴＲ－１５０などがその良い例です。

本体はやや小ぶりですが、エアマッサージも出来て、リクライニングも出来て、揉み味もフルスペックのマッサージチェアとそんなに変わりません。

こうした機種が１０万円台で入手出来る時代になっておりますので、中古の再販率が下がってしまうのです。

実際に、こちらのＪＴＲ－１５０を手放されたお客様も新品で２０万円しなかったと仰っておりました。

こうなってくると、当然、買取額も下がっていきます。

この他にも中古市場が急速に下がってしまう要員はあるのですが、当社は極力正しい評価をしてお客様にご納得頂ける様、

マッサージチェアに対する知識の吸収からメンテナンス技術の向上など、様々な取り組みを続けて参ります！

今後とも、何卒宜しくお願い致します。