ご覧頂きましてありがとうございます。マッサージチェアアドバイザーの神坂です。
今回は東京都内にてパナソニック製の旧型マッサージチェアをリサイクルさせて頂きました。
写真の通り、キレイな状態のEP-MA70です♪
パナソニック現行機種の大元となった大ヒット機種ですね。この商品の形や機能ベースが現在の最新機種にいまだ受け継がれている状態なんです。
★EP-MA70に関しましても2023年現在、状態が良い場合に限り引き取り対応させて頂けるケースがあります。使用感が強い場合や不具合が発生している場合は対応出来ませんので、ご処分を検討されているユーザー様は一度ご相談頂ければ幸いです。
既に発売からは10年程が経過しておりますので、正直、買取価格が急落しても仕方のない頃合いなのですが、中古市場でも高い評価を維持していますので当社でも平均買取価格3万円程で買い取らせて頂いております。
※あくまで10年経過の家電ですので、使用感の強い物は買取出来ない場合もございます。
※2023年現在、こちらの機種の買取は基本的に終了しております。なかなか無い!くらいの綺麗な状態ですと多少金額をお付け出来る場合もございますが、どうしてもメカニック的に状態が厳しい、またはもうすぐ不調が大きくなる予兆が見られる、と見られる品物が多くなってしまいました。使用回数が少なく状態にも自信がある!と思われるユーザー様は一度ご相談下さいませ。
今回のお客様も10年選手の家電品に万単位の買取額を付けてもらえるとは全く思っていなかった!との事でした。
確かに、それが普通の感覚ですよね。他社製品だと10年経過したマッサージチェアには基本的には買取額はなかなか付きません。それどころか、無料引き取りも難しくなってきます。
ただ、このEP-MA70に関しては先ほども申し上げました通り、現行機種のルーツになっているせいか、いまだに人気が高いのが現状です。
EP-MA70と現行機種の違い
※写真はEP-MA98です。
さて、現行モデルの基本となった今回のEP-MA70ですが、ここ数年で発売された比較的新しいマッサージチェアとどの程度の機能差があるのでしょう?
簡単に言いますと、基本コースの数がまず違います。最近の物は細かなコース設定が用意されており、様々なコリ箇所に対するアプローチが豊富な印象です。
EP-MA70だと流石にここまでのコース数はありません。しかし、基本動作を自身で操作する事でそれに近い動きを行う事は出来ます。
私もよくやりますが、自動コースでなく手動で揉みの種類を選択して、マッサージしたい部位に揉み玉を移動させる感じですね。
そうすると、凝っていない場所は無視して「ここだけマッサージして欲しい!」という要望を叶えてくれます♪
今の機種は進化しているので、細かな部位を集中的にマッサージするコースが最初から搭載されていますが、操作の工夫によってそれなりに近いマッサージを受ける事が出来ます。
これから中古品を購入される事を検討中の方は、そうした点も考慮に入れると良いかも知れませんね。
説明書を読むと細かな操作方法が記載されていますので、その辺りを参考にして頂き、使いこなせばEP-MA70はかなり優秀なマッサージチェアと言えます。
私も個人的に腰痛や肩こり、首のコリに悩まされていますが、自動コースで全身をマッサージする事は意外と少ないです。
前述の通り、部位集中の手動選択でコリほぐしを日ごろから行っています。風呂上り&温めた部屋でリラックスしてそうしたマッサージを受けると、かなり身体の状態が回復してきます。もちろん個人差がありますが、使い方によって新機種と遜色ない効果が得られるのではないかと思います。
ついで、足裏のマッサージ機能にハッキリとした違いがあります。
今の機種は足裏はローラー回転によるマッサージが基本となっています。古いタイプは突起をエアで押し上げるタイプのマッサージです。
これでも十分気持ち良いのですが、足裏だけにスポットをあてるとこのローラーマッサージはかなりポイント高いです。
但し、そのローラー機能を搭載したせいでEP-MA70の様にオットマン部分を収納出来なくなっています。普段足裏マッサージはさほど使用しない私には、裏返して足を放り出せるタイプの方が重宝するのですが、現行モデルだと足裏非使用時でもそのままの形状になってしまいます。
という事で、機能差はそれなりにあるのは事実ですが、10年前のEP-MA70だってまだまだ劣らない優秀さを持っていると個人的に考えています。
中古品狙いでこれからマッサージチェアを購入される方は要チェックですよ!