ご覧くださいまして有難うございます。マッサージチェアアドバイザーの神坂です。

今回は東京都の郊外にある府中市のお客様より、不要となったヒーター機能付きマッサージチェアの

ＳＫＳ－１１０を買取させて頂きました。

小傷程度は見られましたが、全体的に綺麗な状態を維持されておりました為、お見積りの範囲内にて無事買取完了の運びとなりました。

これから寒くなってきますので、こうしたヒーター機能の搭載されたマッサージチェアは人気が出てきます♪

以前にも書かせて頂いていると思いますが、こうしたヒーター機能は何も冬だけ活躍する機能という訳ではございません。

マッサージを受けるにあたり、身体が出来るだけ緩んでいる状態である事はかなり重要なんです。

一番非効率なのは、冬場などの帰宅直後にマッサージを受けるなど身体が緊張した状態でマッサージチェアに乗る事です。

当然寒さに耐えていた身体は普段より硬直している状態です。そんな状態でマッサージを受けても、患部の奥までマッサージ効果が届きません。

出来るならば、帰宅した後にゆっくり湯船に浸かるなどして身体の硬直を取り除き、その後にマッサージチェアなどで凝りほぐしを実行してみて下さい。

数回程度では効果は感じられないかも知れませんが、帰宅直後にマッサージチェアに座るルーティンを繰り返している人より施術効果は高まるはずです。

夏場でもエアコンの効いた場所にずっといると冬場同様に身体が硬直している事が多々あります。

そうした場合もお風呂に入った後などにマッサージチェアを利用する事で効果が高まります。是非、参考にして下さい。

ちなみに、身体の表面にある皮脂汚れもお風呂で綺麗にする事でマッサージチェアの汚れも予防出来ます。長く清潔な状態を保つのにも一役立ちますので、お試しを！

さて、今回買取したフジ医療器のＳＫＳ－１１０ですが、全体的に合皮の強度はあるみたいです。これなら利用頻度が高くても数年は状態を維持できそうです。

ひと昔前、一時期貼り付けた薄い合皮のマッサージチェアが流行ったのですが、これが今になって厄介者になってきてしまっています。

購入当初の触り心地は抜群なんですが、いかんせん耐久性に欠ける為その内表面にダメージが・・・。

そうしたマッサージチェアを買取、もしくは無料でも良いから引き取ってもらえないか？というお問い合わせが殺到している状況です。

残念ながら、年式的に考えて合皮が傷んだ状態のマッサージチェアで買取額をお付けしたり無料で引き取りが出来るのはメーカーにもよりますが、発売から３年程度までです。

その位の年式であればメーカーにて交換パーツも潤沢にストックされていますし、交換費用を負担しても（どうにかレベルですが）利益も出せます。

しかし、５年以上が発売から経過している様な機種で合皮の交換などをしてしまうと、再販しても赤字の公算が高くなってしまいます。

数十万円で購入して１０年も経たない内にそこまで価値が下がるのか・・・と思う方も多いと思いますが、それほど見た目の状態は重要という事です。

合皮が問題無くても手あかなどの黒ずみ・黄ばみが見られる場合などは買取・引き取りが出来ない事もあります。

そうしたケースから逃れる為にも、マッサージチェアの効果を高める為にも、まずはお風呂に入って清潔な衣服でマッサージチェアを利用して頂ければと思います。

尚、合皮パーツの交換費用に関してはケースによりマチマチですが最低でも１万円、箇所によっては５～６万円くらい掛かる場合があります。

そうした費用を掛けずに長くマッサージチェアを利用する為にも、普段から丁寧に扱って頂ければ幸いです。