ご覧頂きまして有難うございます。スタッフの神坂です。
今回は東京都日野市のS様宅より、パナソニックのEP7000というマッサージチェアを買取させて頂きました。パナソニックに社名変更をして最初のマッサージチェアであると聞いています。
S様はこのEP7000を購入されてからまだ6年しか経過していない為、買取に出すか非常に迷われた様ですが、
当社スタッフのアドバイスにご納得頂き、今回当社へ買取をご用命下さいました。
今回マッサージチェアを売却された理由は
お引越しがきっかけではあるのですが、新しい新居にこのマッサージチェアを持っていくか?で相当お悩みになった様です。
そこで買取額次第で買取に出す!と決められたのですが当社へお問い合わせを頂いて若干考え方が変わられたそうです。
マッサージチェアの部品保有期間
※上の写真はEP3510の内部です。
マッサージチェアを始めとする電化製品は、昨今のハイペースな新製品販売の煽りを受け、その部品保有期間が以前と比べますとかなり短縮されてきています。
昔は10年程度の部品保有期間があったのですが、最近では各社6~7年が相場となっています。
したがって、部品交換を必要とする修理は販売開始から6~7年で出来なくなってしまう可能性があるのです。
そうした点を考慮して「販売開始から5年以上経ったマッサージチェアは買取対象外!」なんていう買取業者もあるくらいです。
当社では販売開始から10年以上経ったマッサージチェアでも買取させて頂ける場合が多々ありますが、やはり査定はかなり下がります。再販した後の保証がかなり難しくなる為です。
そういう観点で言うと、今回買取させて頂いたEP7000は相場がガクッと下がる瀬戸際であったのです。丁度ナショナル時代の最後のマッサージチェアであるEP30002の後継機種が今回のEP7000となりますし、先ほどもお伝えしました通りEP7000はパナソニックの初期のマッサージチェアでもあるのです。S様もそれを聞いて「綺麗な状態だからもっと高く売れる!と思ったけど、確かにそれなりに年数経過してしまってるし、今後もし故障したら100%修理出来る保証は無いんですね・・・」と仰っておりました。
そうした当社からの情報を得て、S様は今回売却をご決断されたそうです。
マッサージチェアユーザーの皆様も、売却をご検討される場合はそのマッサージチェアの販売開始からの経過年数を考慮される事をお勧め致します。
パナソニック・EP7000のスペック
メーカー・型番 | パナソニック・EP7000 |
発売開始時期 | 2009年3月 |
発売当初価格 | オープン価格・30万円前後 |
本体寸法 | 高さ約120×幅約84×奥行約127cm |
リクライニング時寸法 | 高さ約72×幅約84×奥行約195cm |
本体重量 | 78Kg |
代表機能 | 3Dもみメカ・揉捏ほぐしもみ |
販売開始から年数が経過したマッサージチェアを売るには
さて、販売開始から年数が経過すると何故マッサージチェアの査定が下がってしまうか?は先ほど記載しましたが、どうすれば僅かでも買取額が付くでしょう。
以下の点を参考にして、少しでも買取額が付けてもらえる様に準備してみて下さい。
まずはホームクリーニング
大概の方は「使わないから売る」のですが、使わないからホコリをかぶらせたまま査定を受けられます。
実はコレってとっても勿体無いのです。
査定を出すのも人間ですから、ホコリを被っていたり汚れが酷ければ高い査定は出しづらいのです。
逆に、丁寧に使用されていた印象を受けると査定は下げづらいのです(笑)
※マッサージチェアの艶を復活させる方法はこちら
付属品を全て準備
写真は以前高価買取させて頂いたEP-MA70です。
説明書は勿論、未使用であった背もたれパッドなど全ての付属品がしっかり揃っておりました。
当社が再販する際も、付属品が全て揃っていればそれだけ次のお客様にアピールするポイントが増えますので、当然高価買取へと繋がるのです。
逆に言うと、年数が経過してしまっている上、付属品が全く無いとなると既に取り寄せる事も出来なくなっているのでそのまま再販するしかないのです。
当然、査定を下げざるを得なくなるのです。
販売店のメンテナンスは出来る限り受けておく
※写真はAS-810の機械ユニットです。
以前あった例ですが、発売開始から6年が経過していたマッサージチェアを延長保証が切れる5年ギリギリのところでメンテナンスを受けて、内部の消耗品を諸々交換済みにされている方がいらっしゃいました。
実際に内部を確認するとベルトなどの消耗品がかなりキレイな状態である事が確認出来ました。
動作も実にスムーズで、プロの目から見て「間違いなく部品交換済み」と確信出来ましたので通常の査定より大幅にアップさせて頂いた事があります。
マッサージチェアには車検の様な制度がありませんので、ご家庭で使用された年数が多いほどダメージが蓄積されると単純に計算されてしまいます。
この例の様に定期的なメンテナンスを受けて、それをご証明頂ければ査定アップの可能性が高まるのです。
その他にもマッサージチェアの査定を上げる方法があります
それらの方法などは、何も特別な事をしなければならない、という訳ではありません。
マッサージチェア購入時から、普段の扱い方によって積み重なるものですので、過去のブログをご参考にして頂き、取り組んでいただければ幸いです。
車などと同じで、定期的な清掃などのお手入れや使用時のちょっとした心がけで後の査定が大きく変わってきますよ!