ご覧頂きまして有難うございます。マッサージチェアアドバイザーの神坂です。
今回は当社スタッフが直接お伺いする事が基本的に出来ない群馬県のお客様より、フジ医療器のAS-970を買取させて頂きました。
直接お伺い出来ない場合は
クロネコヤマト・家財便というサービスを利用させて頂く形になるのですが、今回はフジ医療器のマッサージチェアの中でも比較的当社での評価が高いAS-970でしたので送料を全額当社が負担する形で手配させて頂きました♪
お問い合わせの後、お写真にて外装の状態を確認させて頂く作業があるのですが、外装も全く問題無く若干手元の擦れが気になる程度でございました。
動作的に1箇所エア漏れしているとの事でしたが、フジ医療器様に修理手配させて頂く事が問題無く可能な機種でしたので当社で引取りを承る事となりました。
こうした比較的新しい機種ではない、いわゆる古いマッサージチェアですとこうした対応自体が難しくなってきますので、早いうちにご処分された今回のお客様は正しいご決断をされたのではないか?と思います。
例えばナショナル時代のマッサージチェアなどの古い機種については当社スタッフが直接伺えない場所からはリスクが大き過ぎて、クロネコヤマトのサービスを利用しての買取や引取りが出来ないのです。
「故障・不具合無し」と伺っていても、実際にプロのスタッフが動作確認してみると大きく動作の劣化が発生しているケースが多々あるんです。
以前も神奈川県でのお話ですがナショナル時代のマッサージチェアを引取りに伺ってみたら動作の不具合が発生していて、結果としてこちらからキャンセルさせて頂く形となったパターンもありました。
その他にも引取りの数日前に久しぶりに動かした際は問題無く動いていたのに、引取り当日になったら電源すら入らなくなっていた、なんて事もありました。
そのくらい古いマッサージチェアの動作確認や対応は難しいのです。
エア漏れの原因
さて、今回のAS-970のエア漏れですが、お客様のご申告通り「肩部分」でエア漏れが起こっておりました。
中を見てみたところ、エアを送る1本のホースから2つのエアバッグにエアを分岐させるジョイント(通称:F型ジョイント)がポッキリと折れてしまっておりました。
その為片方の肩部分に2つあるエアバッグが一つしか動作していない状態でした。プラスチック製のジョイントなので、例えば清掃の際に無理にこの部分を動かしたりすると意外と簡単に折れてしまう事があります。
マッサージチェアの移動の際にちょっと向きを変える為にこの部分を持ったり引っ張ったりしても同じ故障・破損が起こる可能性があります。
金属製のジョイントであれば良いのですが、コスト的に難しいのかも知れませんね。
という事で、意外な箇所が壊れ易かったりするのでマッサージチェアを移動させる場合などは説明書に書かれている通りの持ち方で移動させてくださいね!
変な所を持って負荷を掛けると意外な程簡単に壊れる事もあるんですよ!
比較的新しいマッサージチェアの故障品の買取・引取りについて
当社は他社さんに比べて比較的古いマッサージチェアや故障・不具合のあるマッサージチェアの対応の幅が広い事で少し有名だったりします♪
しかしながら、ナショナル時代の古いマッサージチェアや外装の状態が悪い上に機械にも不具合が発生している場合などは流石にお力になれないケースも多々あったりします。
修理のコストや輸送コストを売価で吸収出来るか?が対応出来るかどうかの分かれ目になるのですが、その対応力は比較的高い方だと自負してはおります。
それでも対応出来る機種はどうしても限られてきます。
やはり発売から5~6年までの機種と、それ以上に年数が経過している機種とでは明らかに対応の幅が変わってきます。
当社スタッフが直接お伺い出来ないエリアからの買取・引取りに関しても同様で、劣化リスクの少ない新しめの機種であれば対応の幅がぐーんと上がります。
という事で、「不要だ!」と感じた時にいかにすぐ売却の相談をするか?が重要ですね。とりあえず放っておこう・・・・と数年経過していく内に査定価値がドンドン下がってしまいますので思い立ったらすぐに問い合わせをして下さいね!